6/8 中日5-4ソフトバンク
こんばんは。
今日からソフトバンク3連戦となりましたが、ようやくカードの頭を取ることができました。
松坂はまさに粘りのピッチングという内容で5回を1失点にまとめてくれました。
なんというか、やはりこのクラスの投手というのは不思議な何かを持っているんですかね。絶対絶命のピンチで中村や柳田を連続三振で仕留めてみたり、観ていて本当に不思議な力を持っているなぁと思ってしまいました。
ただ、1つ言えるのは、メンタルの部分が他の選手とはまるで違うというところでしょうか。
味方のエラーで足を引っ張られ、繰り返し繰り返しピンチを迎えても、自分のできることを変わらずやって、目の前のバッターから1つずつアウトを取っていく。結果として1点2点取られたとしても、それはそれで仕方ないという姿勢が終始変わらないように見えます。
今の自分の力というものを冷静に受け入れているという感じでしょうか。
もちろんピンチで力が入ったりもしていますが、それも仕方のないこととして受け入れているようにすら見えます。
これは彼のこれまでの野球人生での経験から身に着けたものだと思いますが、他の選手には是非このメンタルの部分を見習ってほしいです。
自分達が現役の時に、マウンド上でこういう姿を見せてくれているということがどれだけ貴重なことなのか、そこから1人でも多く学べる選手が出てくれれば、松坂がこのチームに来た意味もまた大きなものになると思います。
試合の方へ話を戻しますが、今日は又吉が1イニングを無失点で抑えてくれました。本来であれば、中継ぎ崩壊の現状でこれは明るい材料と言えるのですが、かなり心配な点が見受けられました。
以前の記事で、又吉はもう中継ぎとしての調整は終わっているので、あとはもう1軍で投げ続けるしかないと書きましたが、すいません、前言撤回しなければいけないかもしれません。
今日の登板を観ていて思ったのですが、フォームが以前と変わっている感じを受けました。
具体的に言うと、肘の位置が高くなっているように見えます。
いまいち球威が上がってこないのも、コントロールを乱しているのも、もしかしたらこれが原因なのかもしれません。
又吉と言えばムチのようにしならせた腕から球威抜群のストレートを投げ込んでくるイメージですが、肘が上がってしまったことによって、腕のしなりが甘くなっているのかもしれません。
これが肘や腰を痛めているとかだったりすると、かなり最悪の事態です。
故障ではないのだとしたら、一旦ファームでフォームの修正をした方がいいかもしれませんね。元のフォームを取り戻せるうちに早くやった方がいいと思います。1軍に帯同しながらフォームの矯正ができるのであれば、それはそれでいいんですが。
今日は勝ちこそ拾いましたが、まだまだ中継ぎ陣は不安定な状態が続いています。一朝一夕に変われるようなものではないですが、ファームの選手を含め少しずつでも選手の調子を上げていくしかありません。
明日はガルシア、バンデンハークの先発となります。
名前だけ見るとまず勝てそうな感じがしませんが、今日の千賀同様、バンデンハークも本来の調子ではありませんので、チャンスはあると思います。
今は5,6点取っても勝てるかどうかという状況ですので、なんとか打線が奮起して勝ちをもぎ取ってほしいですね。
あ、忘れてました。
周平、よくやった!!
でも、ヒーローインタビューは最悪でしたよ。どこの高校生かと思ってしまいました。平田を見習うことなく、もうちょっと頭の方も鍛えようね。
ではまた。