関東から日々ドラゴンズ(魔境はもう嫌)

中日ドラゴンズの観戦ブログです

関東から日々ドラゴンズ(魔境はもう嫌)

こんばんは。

交流戦前の最後の1戦、今日はマツダスタジアムでの広島戦でしたが、結果は8-7で見事に勝利となりました。

4シーズンぶりとなるマツダでの勝ち越し。長い、実に長い時間ファンはこの日を待ちました。今日も最後まで薄氷を踏むような試合展開でしたが、よく勝ってくれました。

今日は打撃陣の働きに尽きますね。19安打で8得点。それでも最後は1点差での勝利というところに今日の投手陣の不甲斐なさも現れていますが、それ以上に打撃陣が仕事をしてくれました。

大島が3安打、アルモンテが4安打、ビシエドが3安打、周平が4安打と猛打賞だけでも4人も出ました。その他でも平田が一時同点に追いつくツーランなど、京田以外は先発野手全員がヒットを記録しました。

特にビシエドが6打点と大当たりでしたが、最近は少しタイミングが合っていないことが多く、少し心配していたのですが、センターから右方向への意識が彼を救ってくれましたね。ビシエドはこれができるようになると怖い存在となってきます。

19安打したわりには8得点はちょっと少ない感じもしてしまいますが、それでも普通に考えれば8点取れば楽勝な展開ですよね。それでも1点差の試合になってしまうところがマツダスタジアムの怖さでしょうか。やはり簡単には勝たせてもらえませんね。

 

対する投手陣ですが、こちらはね・・・。

昨日の記事で大野雄の意地を見てみたいと書きましたが、1ミリも見れませんでした。

初回は140km/h台後半から150km/hを連発していましたので、本人的にもかなり飛ばしていたと思います。速い、強いストレートを投げるという意図自体は評価できますが、まぁストライクの入らないこと入らないこと・・・。結局ノーヒットで2点を失ってしまいます。

ここまではまだよしとしても、140km/h台中盤の、大野雄としては平常運転に戻った感のある2回以降が問題でした。3回表、ランナーを1人置いて鈴木に対してど真ん中に簡単にスライダーを投げてツーランを浴びてしまいます。飛ばしても点を取られ、平常運転に戻っても点を取られる。じゃあどうやったら抑えるのというのが正直な感想です。初回の2点だけにとどめて、あとは7回ぐらいまで0に抑えていれば、じゃあ次回に向けて修正してまた頑張ろうねとなっていたかもしれませんが、3回の2失点でなんかもうこの人ダメだなという雰囲気になってしまいましたね。

大野雄に次回登板があるのかわかりませんが、本来であればしっかりしてもらわないといけない選手ですので、非常に頭の痛い問題になってしまいましたね。これでまたツーシームで適当にかわそうとするピッチングに戻らなければいいのですが・・・。

大野雄が3回で降板した後は4回から福谷が上がりました。こちらはランナーを出しながらも2イニングを無失点で切り抜けます。福谷が再び1軍で存在感を出せるようになると、これはチームにとっては大きなことですので、引き続き頑張ってほしいですね。

その後6回に岡田、7回に鈴木博が登板しましたが、こちらは両投手とも失点をしてしまいました。まぁ抑える時もあれば打たれる時もあるので仕方ない部分もありますが、反省すべきところはしっかりと反省して、次回の登板に活かしてほしいと思います。今回は味方打線に救われました。

8回には祖父江が出てきまして、こちらは1イニングをパーフェクトに抑えました。最近は少し休ませることができていたので、元気な祖父江ならこれくらいはやってくれますね。

そして1点リードの9回には、問題のタジ魔人が上がります。

えぇ、この人ほんと昨日といい今日といい、わざとやってんのかぐらいギリギリのピッチングしますね。

昨日の記事で、初球からツーシームで誘いに行って、それが見送られてカウントを悪くするというような内容のことを書きましたが、今日は先頭の鈴木に対して初球ストライクゾーンにツーシームを投げ込んで見事にレフト前にもっていかれました。

・・・この子バカなの?

今日の鈴木はそれまでHRを含む2安打していてノリノリのところに、更に積極性が特徴の選手ですよ?

昨日の反省を活かして今日はストライクゾーンから入ったのかもしれませんが、相手によりけりでしょ。ボール半分甘かったらスタンドまでもっていかれてたかもしれません。

投手も当然ですが、これは捕手も大いに反省してほしいですね。もう少しボール気味にかまえるとか、松井雅もこういうところがまだまだです。

 

まぁなんにしても今日勝ったことは非常に大きいです。何と言ってもあの広島にマツダスタジアムで打ち勝ったんですから、打撃陣は大いに自信を持って火曜日からの交流戦に臨んでほしいと思います。

その交流戦ですが、まずはナゴドにオリックスを迎えてスタートとなります。そのオリックスは現在借金1の4位。シーズン当初は苦しんでいるように見えましたが、ここにきて2カード連続の勝ち越しなど少しずつ勢いが出てきています。

簡単な相手ではありませんが、得意の内弁慶を発揮して、ここは贅沢に3タテを狙っていきましょう!

ではまた。