関東から日々ドラゴンズ(魔境はもう嫌)

中日ドラゴンズの観戦ブログです

関東から日々ドラゴンズ(魔境はもう嫌)

こんばんは。

交流戦前の最後の3連戦、本日はマツダスタジアムでの広島戦でしたが、結果は3-6での敗戦となりました。

先発の柳は5回を投げて7安打6失点で負け投手。許した7安打のうち実に6安打を2回に集中されました。以前から言われていましたが、打たれ出すと止まらない病が出てしまったようですね。何か意地になって同じ球種にこだわるタイプでもないと思うのですが、このあたりはしっかりと検証して、早めに修正してほしいですね。

 

対する打線の方ですが、今日は久しぶりにスタメンの周平さんに一発が出ました。これで何かが大きく変わるわけではないですが、中日ファンにとっては今日唯一ポジティブになれる場面だったのではないでしょうか。

今日は3打数で2安打と結果を出しましたし、またスタメンで見られる日も出てきますかね。

 

さて、今日は柳が敗戦投手となり、期待された若手先発投手陣は厳しい状況が続いています。今シーズンここまでの若手先発投手の成績は以下の通りとなっています。

小笠原 8試合 1勝4敗 防御率4.53 → 2軍落ち

笠原  7試合 0勝2敗 防御率8.88 → 2軍落ち

柳   8試合 2勝4敗 防御率4.66

鈴木翔 → 1軍登板なし

 

うーん、これは厳しいですねぇ。4人のうち3人までもがファーム暮らしとは情けないの一言です。

彼らに共通して言えるのは、ストレートをおろそかにし過ぎですね。

球速が故障明けの松坂や吉見と大差ないですが、この2人はベテランならではの投球術や、精神をコントロールする技術を持っていますからね。

ストレートの球速が全てではないと仰る方もいるかもしれませんが、竜の未来を担うべき選手達が軒並み球が遅いのは、どう考えても問題だと思いますよ。他球団のエースクラスを見れば一目瞭然でしょう。

特に小笠原はストレートの速さ、強さがなかったら到底1軍レベルのピッチャーとは言えないです。100球の壁がどうとか以前の問題だと思います。

柳のようなどちらかと言えば変化球が持ち味のピッチャーでも、常時140km/h前半ぐらいは出てほしいところです。今日は序盤でも140km/hを下回っていることが多かったですからね。

現状はベテラン勢と外国人選手が予想以上に頑張ってくれているのでそこまで大きな借金とはなっていませんが、将来を考えると若手投手達の不甲斐なさには不安しか覚えません。

このあたりは球団の育成システムやコーチの指導にも大きな問題があると感じています。改善されない限り今後中日には本当にエースと呼ばれるような投手は出てこないと思えるぐらい深刻な問題だと思います。

 

明日はガルシアが先発となりますが、今一番安定している投手ですので、ここで勝てないと一気に3連敗まで見えてきてしまいますね。

借金6で交流戦突入はあまりにも厳しい状況となりますので、なんとかここは踏ん張ってほしいものです。

ではまた。