関東から日々ドラゴンズ(魔境はもう嫌)

中日ドラゴンズの観戦ブログです

関東から日々ドラゴンズ(魔境はもう嫌)

こんばんは。

本日からホームでの阪神3連戦となりますが、初戦は2-1で敗戦となりました。

カードの頭を取れなかったことは非常に痛いのですが、それ以上に小笠原の投球が気になりました。今日はブルペンからストレートの走りが悪かったのか、変化球主体のピッチングとなっていました。結果的には6回を2失点ですから先発として試合を作る責任は果たしているのですが、本当にそれでいいの?という気持ちにさせられてしまう内容でした。

なんか、小笠原ってこんなにスケールの小さな投手でしたっけ?

体はどんどん横に大きくなっていく割には投球内容はどんだけこじんまりしていってんだよと。

とにかく今シーズンずっと球速が足りてないんですよね。

去年の交流戦の頃は西武の菊池のような投手になりたいと言っていた気がするんですが、菊池との球速差を考えると悲しくなっちゃいます。

別に球速が全てだとは言いませんが、少なくとも常時140km中盤近くは出ていてほしいと思います。今の球速だとチェンジアップに頼るのは危険ですし、スライダーは元々そんなにいい方ではないですからね。カーブも日によって使えたり使えなかったりですしね。

キャッチャーからのサインもあったのでしょうが、今日の試合で投手相手に3球とも変化球を投げた時に、なんかとても残念な気持ちになってしまいました。近い将来、エースとして君臨してくれると期待しているだけに、本当に今の投球スタイルのままでいいのか真剣に考えてほしいと思います。小笠原に期待しているのは、かわすピッチングではなく相手をねじ伏せるピッチングだと思んですけどね。

以前の記事でも書きましたが、球速については小笠原だけでなく、中日の投手陣全体に言えることだと思っています。全盛期の吉見はコントロールが非常に評価されていた投手でしたが、ストレートも十分速かったですよね。落合政権時代は他チームから中日の中継ぎはみんな球が速いと羨ましがられるぐらいでした。そんなに昔のことではありませんので、その頃を覚えているファンも多いと思いますし、私と同じような気持ちの方も多いのではないでしょうか。

球速の話ついでに書きますと、野手陣の方は速いストレートに滅法弱いですよね。最近、翌日の相手の予告先発を見た時に「あぁ、明日も厳しいなぁ」と思うことが多いのですが、なんでだろうと思って考えてみると、球界全体でストレートの速い投手がほんとに多くなったんですよね。

野手陣は今全盛の速球派に滅法弱い、投手陣は全盛であるはずの速球派が異常なほどに少ない。これが即順位に結び付くとは言えないとしても、チームの将来を考えると非常に気になる要素ではあります。

ドラフト時の評価などからすると、そこまで球速の出ない投手ばかり取っているとは思えないのですが、入ってからの指導法等に何かあるんでしょうかね。

どちらにしても野手も投手もストレートに関して問題を抱えていると言えると思います。

 

さて、明日は早速そのストレートがご自慢の小野が相手先発となりますので相手が勝手に制球を乱しての自滅待ちみたいな部分もありますが、中日はここまで非常に安定したピッチングを続けているガルシアが先発となりますので、相手のスキをつけるような攻撃をして、なんとか勝ちをもぎ取ってほしいと思います。

ではまた。